営業収益は６９・６％増の１２億４９００万円
　大熊本証券　３期連続の増収増益に

大熊本証券�梶i熊本市中央区下通１丁目、出田信行社長）の２０１４年３月期決算は、営業収益が前年同期比６９・６％増の１２億４９００万円、経常利益は３・５倍の４億２２００万円となり、３期連続の増収増益となった。
株式市況の活況で、委託手数料は９６・６％増の８億２５００万円。また投資信託の募集や外国債券販売に力を入れ、募集・売り出しの取扱手数料は３９％増の２億７千万円。その他の受入手数料も７％増の１億３００万円で、受入手数料全体では、６８・９％増の１１億９９００万円となった。
また、販売費・一般管理費は委託手数料の増加に伴う支払手数料の増加や人件費の増加などから前年より３２・４％増の８億１８００万円となった。当期純利益は１６４・７％増の２億５８００万円。配当は５円増配の１０円を予定している。１５年３月期も増収増益の予想。
出田社長は「時代に対応した新しい商品開発を進めている。今年はアメリカ株式に力をいれていきたい」と話している。 （櫻木）