ＮＰＯなど１１の団体に助成金
　九州労働金庫熊本県本部

　九州労働金庫熊本県本部（熊本市中央区出水１丁目、手嶋一弘本部長）は８月２０日、同区東阿弥陀寺町のＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで熊本地区ＮＰＯフォーラムを開き、県内１１のＮＰＯや市民活動団体に助成金を贈呈した。助成総額は２１０万円。
　同金庫は２００４年からボランティア預金「ＮＰＯパートナーズ」の寄付金と同金庫の拠出金を財源とした助成制度を設けており、今回で１２回目。県本部単位で助成団体を募集し、各県の審査委員会が助成団体を決定している。今回の審査委員は７人で、委員長は花田昌宣熊本学園大学社会福祉学部教授。県内３５の団体から応募があり、ＮＰＯ法人コロボックル・プロジェクト、くまもと戦争遺跡・文化遺産ネットワーク、東日本大震災・避難者支え合いネットワーク「くま・とも・ねっと」など１１の団体に決定した。
　同制度による助成は、１２回合計で熊本県内１３８団体、２４７７万円に達した。