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IT人材を育成する新学科開設・・・・九州中央リハビリテーション学院

 (学)立志学園が運営する九州中央リハビリテーション学院(熊本市中央区本山、河野文夫学院長)は2024年度から、IT人材を育成する新学科「デジタルソリューション学科」を新設する。
 地域のビジネスにおいてデジタル人材が不足しているととらえ、学科の新設を決定したもの。定員は40人。企業が求めるDX化などに対しての知識や技術を学び、現場で即戦力となる人材の養成を目的としている。カリキュラムは1年次では基本情報技術者やITパスポートといった資格取得のための基礎を学び、2年次はマーケティングやプログラミング、画像、動画編集といった実践的なスキルを身に着ける。中でも学院と関わりがある30社以上の地場企業から経営者や技術者を招き、連携してテクニックや地域の課題を学ぶ授業を展開するのが特徴。新設にあたり、同学院敷地内の3号館の一部を改修し、専用教室2室とPCルームを設ける。学科長には、熊本工業高校校長などを務めてきた柿下耕一氏を登用した。
 柿下学科長は熊本市出身の61歳。県教育庁教育政策課指導主事や文部科学省委員を務めた後、鹿本商工高校、翔陽高校、熊本西高校、熊本工業高校で校長を歴任した。同氏は「IT企業に就職してエンジニアを目指す道や、それ以外の企業・団体でDXを推進する道など、2年間の学びに応じて目標が立てられる。半導体企業集積に伴う理系人材の不足を補う専門性の高い人材を輩出したい」と話している。
 同学院は2006年に開設した総合医療専門学校。作業療法学科、理学療法学科、同夜間部、看護学科、介護福祉学科の4学科がある。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年10月30日発行 No.509

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