輸入は前年比４０％増・・・・２０２３年上半期の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２３年上半期の年間貿易概況は輸出が前年比５・４％増の２１３億３３００万円、輸入が同４０％増の９４４億８６００万円だった。
　輸出は電気機器（同１２・６％減の３９億８６００万円）などが減少したが、輸送用機器（同５７・４％増の２６億９６００万円）や一般機械（同１３・８％増の３６億５５００万円）などが増加したことで、輸出全体では３期ぶりの増加だった。輸入は肥料（同４４・３％減の２４億５８００万円）などが減少したが、石炭（同２・１倍の３９１億９４００万円）や元素および化合物（同３６・４％増の９７億７１００万円）などが増加したことで輸入全体では５期連続の増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が中国（構成比２９・９％）、韓国（同２５・９％）、インドネシア（同８・４％）、輸入はオーストラリア（同３９％）、ブラジル（同１６・５％）、中国（同１１％）