御船町に竹の研究・製品開発拠点を　　
　自然と健康を守る会　医療、建材分野に期待　　　　

各種エコ商品の普及と情報提供を展開する熊本市長嶺東５丁目の自然と健康を守る会（金森實理事長）は、上益城郡御船町に竹の有効活用を目的とした研究・製品開発施設の建設を計画している。
同町の豊富な竹資源の有効活用を目的にしたもので、竹繊維を使った下着などの製品開発など、竹由来の繊維製品を開発するナファ生活研究所（東京都渋谷区、相田雅彦社長）の竹製品の生産施設を核に、地元自治体との協力を仰ぎながら、竹製品の製造、開発を手がける企業誘致ならびに、竹に関する研究施設を同町に建設しようというもの。「竹を原料とした製品は、原料の豊富さに加え、抗菌作用などの特長を持つことから、建材、衣類、医療用品、食品など広範囲での製品開発が見込めます」と同社では話している。 （徳山）