ＬＥＤ電照式の門標を設置
　くまもと県民葬祭　会葬者の利便性向上図る

熊本市東京塚町のくまもと県民葬祭（森輝和社長）は６月２３日、同地の斎場「ファミリースペース東京塚」建物正面入り口に電照式の門標を設置した。
故人の名前を書き、入り口付近に立てるという門標が一般的だが、同社はこれまで、家族や親しい人が中心の比較的小規模の葬儀が多かったため、施設のイメージにも合わないことなどから、木製の門標は設置していなかった。しかし、会葬者が比較的多い葬儀の依頼も増えてきたため、会葬者の利便性の向上を目的に設置したもの。通夜や告別式のときは故人名や開始時間などを表示。それ以外の通常時は、同社のコンセプトや案内情報などを表示する。門標の電球はすべてＬＥＤ照明を使用しているため、消費電力も少なく、環境や節電対策を考慮したという。 （宮田）