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売上高は前期比5%増の43億2千万円・・・・明和不動産管理

 ミリーヴグループの竃セ和不動産管理(熊本市中央区辛島町、川口圭介社長)の2021年12月期決算は、売上高が前期比5%増の43億2千万円、経常利益が同7%増の1億2千万円となり増収増益となった。
 売上高の約6割を占める建物管理・メンテナンス事業(管理料収入、物件維持保全業務収入など)が前期比4%増加。約3割を占める管理サポート業務関連(更新事務、保険手数料の売上など)は微増、県外支店(鹿児島・福岡)の実績は前期比4%増となった。売上高の増加要因としては、同社の関連会社、明和不動産の投資用不動産の企画・販売などによる管理戸数の増加や、サブリース(部屋を借り上げ転貸すること)事業が前年より増加したことなどが挙げられる。同社の管理戸数は2022年4月末現在で2万4850戸。熊本県内では首位、九州管内では5位となっている。
 経常利益は、管理戸数の増加に伴う増収のほか、従前よりグループ全体で取り組んできたITを活用した業務の効率化が功を奏し、残業減による人件費の抑制など一連の経費削減施策が実を結んだ事で、前期比増となった。
 また期中には、従業員の増加によって手狭となっていた鹿児島市西千石町にあった鹿児島支店を鹿児島中央駅近くの同市西田2丁目に移転した。2022年4月現在、従業員数は全体で149人となっている。
 川口圭介社長は「前期は管理戸数やサブリース戸数の純増により売上を伸ばす事ができた。今期は特に空室対策に力を入れ、デザインリノベーションなどの新しい企画を積極的に活用し、更なる入居率向上に繋げたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

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