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大劇会館のテナントを募集・・・・大洋企業

 大劇会館を管理運営する大洋企業梶i熊本市中央区手取本町、山口恭廣社長)は今夏、リニューアルオープンする同ビルのテナントを募集している。
 同会館は1969年12月に開業、地階に映画館とサウナ、1階にパチンコホール、2階にレストラン、3〜6階がボウリング場、7階が音楽喫茶など全国でも先駆的な総合レジャー施設としてオープンした。その外壁は、「日本近代建築の父」といわれる建築家、アントニン・レーモンドと、その妻・ノエミ夫人がデザインしている。その後、時代の趨勢(すうせい)の中で外壁は塗装されたり化粧板が張られたりして、その存在は記憶から消えかかっていた。それを昨年6月末、有田焼のタイル6万7500枚が貼り込まれたキュービズム風の幾何学模様の創建時の外観に復元された。以来、同会館では熊本地震で傷んだ箇所の修復・耐震工事を終え、内装工事も最終段階に至ったもの。施工は清水建設。建築概要は、鉄筋コンクリート造地上7階地下1階建。
 テナント募集しているのは7階(911u・1区画〜3区画、賃料・坪1万2千円〜)、6階(886u・1区画〜3区画、賃料・坪1万円〜)、2階(A区画561u・賃料・坪2万円〜、B区画196u・賃料坪2万5千円〜)、1階(933u・賃料・坪3万円〜)、地階(489u・賃料・坪1万円〜)。5階から3階にはボウリング場「スポルト熊本」が営業中。同社では「熊本のメインストリート通町筋に立地、建築界の巨匠の設計デザイン、耐震性・換気に優れる、7階は天井高6mの無柱大空間と大型のオフィスや商業施設にも対応できる」などと物件のメリットを上げる。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

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