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着工数は前年同月比36・6%増の1135戸・・・・3月県下新設住宅着工件数

 住宅金融支援機構九州支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、佐藤孝行支店長)が調べた2022年3月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比36・6%増の1135戸となり、4カ月ぶりに増加した。
 2022年3月の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持ち家は前年同月比6・9%減の403戸と4カ月連続の減少、半面、貸家は3・27倍の566戸と前月の減少から大幅に増加、分譲住宅は29・8%減の158戸と2カ月連続の減少となった。
 また、全国ベースでは総数が6・0%増の7万6120戸と13カ月連続の増加となった。内訳別では持ち家が9・4%減の2万246戸と3カ月連続の減少。半面、貸家は18・6%増の3万2305戸となり、13カ月連続の増加、分譲住宅も6・0%増の2万3144戸となり2カ月連続して増加した。 さらに、九州管内は全体では15・3%増の7666戸で前月の減少から増加に転じた。内訳別では持ち家が前年同月比11・4%減の2195戸と3カ月連続の減少。貸家は51・3%増の3933戸となり前月の減少から増加に転じた。分譲住宅は1・6%減の1487戸で14カ月ぶりに減少した。熊本県は2022年3月分では全国平均、九州平均をともに上回った。

21年度着工数は前年度比3・6%増の1万2956戸

 同支店が調べた2021年度の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年度比3・6%増の1万2956戸となり、3期ぶりに増加した。
 2021年度(21年4月から22年3月)の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持ち家は前年度比7・7%増の5639戸で4期ぶりに増加、貸家も3・5%増の5046戸とこちらも3期ぶりに増加に転じた、半面、分譲住宅は9・0%減の2160戸となり、前年度の増加から減少に転じた。
 また、全国ベースでは総数が6・6%増の86万5909戸と3期ぶりに増加した。内訳別では持ち家が6・9%増の28万1279戸で3期ぶりに増加、貸家も9・2%増の33万752戸で、こちらは5期ぶりの増加となった、分譲住宅も3・9%増の24万8384戸で3期ぶりに増加に転じた。
 さらに、九州管内は同様に全体で前年度比13・5%増の8万9199戸となった。内訳別では持ち家が同7・5%増の3万985戸、貸家も11・8%増の3万6576戸、分譲住宅も26・7%増の2万1102戸となり、持ち家、貸家、分譲住宅のすべてが増加した。熊本県は全国平均、九州平均をともに下回る結果となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

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