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山崎町に住宅型有料老人ホームを建設・・・・熊本放送

 褐F本放送(熊本市中央区山崎町、坂口洋一朗社長、略称=RKK)は3月11日、同区山崎町の住宅型有料老人ホーム建設予定地で地鎮祭を行った。
 新たな事業として同社が建設を予定しているもので、場所は熊本市電通り沿い、RKKメディアプランニング西側の同社所有地。敷地面積は約1220u。建物は鉄筋コンクリート造り9階建て、住居は67戸を予定。工事は今年3月着工、2026年10月末完成を予定している。
 地鎮祭には、同社の関係者や建設業者などが出席。神主による祝詞が読み上げられたあと、同社の坂口社長が玉串を捧げ、約1年半にわたって行われる工事の安全を祈った。
 地鎮祭で坂口社長は「放送業界は大きく変化している。市電の音がここちよく伝わってくる山崎町の地に新しい有料老人ホームが完成するのを楽しみにしている」と語った。

経産省のDX認定制度で認定事業者に

 また同社は3月1日付で経済産業省が定める「DX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度」で認定事業者として認定された。放送局では全国4例目。
 同制度は経済産業省が定める制度で、企業がデジタル技術を活用して事業変革に取り組む準備が整っているかを評価・認定するもの。経営ビジョンや戦略に基づいた持続可能な成長と競争力強化が求められる。同社では、視聴者のニーズに応えるため、デジタル技術を活用した番組制作や業務効率化などを推進。具体的には、社内業務フローの見直しや、デジタル化による業務効率の向上など、多岐にわたる施策を実施している。
 今回の認定を契機に、同社では@業務効率化と生産性の向上Aエンゲージメントの強化Bデジタルコンテンツや事業の開発をさらに推進。具体的な取り組みとして、デジタル技術を積極的に導入し、業務の効率化と社員の生産性向上を図るほか、ラジオやテレビだけでなく、アプリやSNSを通じてファンとの接点を拡充し、双方向のコミュニケーションを強化。地域の特性を生かしたデジタルコンテンツや事業を開発し、新たな収益モデルの確立を目指す。
 坂口社長は「当社のDX推進はあくまで手段。『正しい情報で人々に安心を。楽しさと感動で熊本を明るく。』というパーパスのもと、地域社会への貢献と持続可能な成長、そして変化を恐れず新しい挑戦を続け、今後も視聴者や地域の皆様に愛される放送局を目指していきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年6月30日発行 No.529

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