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売上高は10・3%増の168億7100万円・・・・ヤマックス

 コンクリート二次製品製造・販売の潟с}ックス(熊本市中央区水前寺3丁目、茂森 拓社長)の2019年3月期連結決算は、売上高が前期比10・3%増の168億7100万円、経常利益は同10・6%増の5億4200万円で、経常利益ベースでは増収増益となった。当期純利益は前期に土地売却益を特別利益に計上した反動で同6・3%減の3億4400万円だった。増収は2期連続、経常利益は2期ぶりの増益、純利益の減益は2期ぶり。
 主力の土木用セメント製品事業は、東日本大震災の復旧・復興工事のピークが過ぎ、復興事業費の縮小に伴い東北地区の売り上げが減少したが、熊本地震からの復旧・復興工事の本格化でコンクリート二次製品の需要が伸び、売上高は同4・9%増の122億3800万円。建築用セメント製品事業は、東京オリンピック関連施設や民間大型プロジェクト向けのコンクリート二次製品の受注が好調に推移し、売上高は同35・7%増の35億6600万円。不動産関連事業は熊本地震で被災した個人住宅の建て替え需要や消費税増税を控えた駆け込み需要などで受注が増え、売上高は同6・0%増の10億6600万円となった。
 20年3月期(通期)の連結業績予想は、東京オリンピック関連需要の反動などで、売上高157億円(前期比6・9%減)、経常利益5億円(同7・8%減)、当期純利益は3億1千万円(同10・0%減)で、減収減益を予想している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年6月28日発行 No.457

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